世間では資産運用の機運が現在高まってきていますよね。これは国の政策からみてもわかります。2014年から開始されたNISA(少額投資非課税制度)や2016年からはJ-NISA(ジュニアニーサ)、2018年は積立NISAと次々と新しいものが出てきています。
NISA全体に言えることは、「利益を非課税にするから国民の皆さんもっとお金を動かす(投資)してください」ということです。それはなぜなのか。。。それは年金がいつか払えなくなるのではないかと国が危惧しているからです。
日本の人口は減少傾向にあり、働く世代がどんどん減ってくということです。減るとどうなるのか、税収が減りますよね。日本はそんな負のスパイラルに陥っているのです。なので自分の老後の資金は自分で作らないといけないということです。
でも働いているだけでは増やすことに限界がありますよね。これからの時代はお金に働いてもらうことが重要となって行きます。前置きが長くなりましたが、その中でも最近話題となっている資産運用方法ソーシャルレンディングのについてまとめと現在私が行っていることについて書きましたので、気になった方はぜひ本文を読んでみてください。
ソーシャルレンディングとは?
ソーシャルレンディングの概要
ソーシャルレンディングとは、「お金を借りたい人、企業」と「お金を貸したい人、企業」を繋ぐ融資仲介のサービスです。貸し手は企業の価値や、利回り、貸付年数などを加味し企業を選別し貸付を行うことができます。
魅力的なのはその金利の高さです。ソーシャルレンディングでは平均8%の金利が付きます。株式投資での配当でも高いところでも5%ほどです。 この圧倒的な高金利はなぜ可能なのでしょうか?
最大の魅力は高金利!
ソーシャルレンディングでは、利回りが10%を超える案件も少なくありません。この高い貸出金利が実現できる理由は、財務的には健全でも銀行から融資を受けられない企業があるからです。創業年数が浅い企業や小額、借入期間の短い融資である場合、銀行からの融資を受ける難易度は上がってしまいます。
金利を高くしてもお金を借りたいという優良企業はたくさんあるのです。
投資先は?
ソーシャルレンディングの投資先は様々で、よく見かけるものだと
- ローンファンド
- 不動産ファンド
この2つが多く募集されているイメージです。あくまでも私の主観にはなりますが、ローンファンドは相対的に見ても金利が10%を超えるものが多いと思います。理由としては債務不履行に陥る可能性が高いからだと思います。
不動産ファンドは5%~7%くらいが多いと思われます。相対的に金利が低い理由としては、投資先の不動産が担保に入っていることが多いため、債務不履行に陥る可能性が比較的低いからではないかと思います。
また投資期間も1ヶ月~3年ほどと幅広いため、投資先の情報をしっかりと把握し選びましょう。
運用報告
ソーシャルレンディングの会社はmaneoというところで口座を開設しました。他にも会社は多々ありますが、このmaneoという会社は日本で初めてのソーシャルレンディングの会社だそうなのでそこに惹かれ開設にいたりました。
ソーシャルレンディングでの運用は30万から多くても100万円くらいまでにしようと考えています。理由としては、デフォルトリスク(債務不履行)があるからです。倒産となってしまうと、投資したお金が0になってしまうこともあるようなのです。
ですので、なくなっても生活には困らないお金を使用し、さらにそれを債権、株、通貨など様々な分野に分散投資することが大事です。これは株の格言ですが、一つのかごにすべての卵を入れるなというものがあります。そのかごを落としてしまったらすべての卵が割れてしまいますよね?
投資もそれと同様に一つのものに一気に投資してしまうと、それがだめになったときすべてを失うことになります。なのでなるべく投資先を分散させることが重要なのです。
私は手始めに30万から始めてみることにしました。投資先は以下の画像を見てください。
上記画像の見方
タイトルの下に書かれているのが投資先になります。「事業性資金支援ローンファンド1525号」ですね。貸付額の下に書かれているのが、私が投資した金額になります。「30万円」です。借入開始:借入終了は投資期間になります。「2019-04-12~2019-05-28」
まとめると、
- 投資先:事業性資金支援ローンファンド
- 投資期間:約1ヶ月 4/12~5/28
- 想定利回り:12.2%
- 返済方法:一括返済
1に関しては、銀行を想像してもらえれば簡単にわかります。銀行は私達が預けているお金を誰かに貸したときに発生する金利で利益を上げていますよね。私は、このmaneoを通して会社にお金を貸しているというわけです。
実はまだ運用の途中ですので、運用結果についてはまた5/28に追記したいと思います。
まとめ
ソーシャルレンディングは株やFXと違い、毎日サイトや値動きを確認する必要がないので、忙しい方や毎日の値段の動きでそわそわしたくないなどという人には良いと思いました。債権や社債に似てるといったイメージですね。
本文でも言ったように投資は分散投資が重要です。その一つとしてソーシャルレンディングを加えてみても面白いと思いましたし、何より利回りの高さが魅力的です。ソーシャルレンディングをあなたのポートフォリオに追加してみてはいかがでしょうか?