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マクドナルドのアルバイトは大変なの?バイトを通じて得られた3つのこと

初めてのアルバイトや、アルバイトを変えたいなと思っている人は多くいると思います。

私も学生時代には様々なアルバイトに取り組み、掛け持ちなどもしておりました。その中でも特に5年間も働いたマクドナルドでのアルバイトが印象に残っています。大変そうと思う方が多いと思いますが、そんなマクドナルドでのアルバイトを通じて得られた3つの事について書きます。

マクドナルドについて気になっていたという人はぜひ本文を読んでみて下さい。

マクドナルドの大まかな仕事とは?

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マクドナルドでの仕事は大きく3つに分けられています。

  • アルバイトを統括するスイングマネージャー
  • 調理を担当するオペレーション
  • 接客を担当するオーダーテイカー

この3つの管轄が一つになることで、マクドナルドが成り立っています。
この3つの中でも、大体の人は調理か接客のどちらかです。(面接の時希望を聞かれます)アルバイトが始まってからでも、希望を言えば変えてもらえることもできますので安心してください

ちなみに私はマネージャーまで全てを経験しました。

マクドナルドのアルバイトは大変?

結論から言うとマクドナルドのアルバイトは大変です。
なにが大変かと言うと、

覚えることが多い

マクドナルドのバイトは全てこれに集約されると言っても過言ではありません。

例えば、調理担当で言えば、レギュラーメニューの作り方はもちろん期間限定のメニューもあります。レギュラーメニューとはマクドナルドに行けば必ず売っている商品のことです。ハンバーガーやてりやきバーガーなどはいつでもありますよね。逆にそれ以外のCMで大々的にやっている商品は基本的に期間限定でしか販売していないことが多いです。月見バーガーやチキンタツタなどがあてはまります。

期間限定のメニューは早いと3週間ほどで変わることもあります。その時に販売する新メニューの数にもよりますが、バーガー類で言えばパンをトースターで焼き、ソースをかけてお肉をのせてと1~10まで手順通りに作り方を覚えなければいけません。しかしそれも覚えたと思ったら次が始まるなんてことはよくある話です。

私の経験の中で一番大変だと思ったのは、みなさん一度は耳にしたことがあるとは思いますが「アメリカンシリーズ」ですね。アメリカンシリーズはアメリカの各州をモチーフに作られたバーガーでした。テキサスバーガーなどなど。

アメリカンシリーズは新作のバーガーが1度に3つ出たり、毎週新作のバーガーが出ました。またお客様からの人気もすごかったため、メニューを覚えるための記憶力的にもお店自体が忙しかったため肉体的にも大変でした。しかし、同じ店舗で働いている仲間と支え合い乗り切りました。

マクドナルドでは働いているとき、常に声を掛けあい互いにフォローします。例えば、お肉を焼くところは焼くたびに毎回鉄板を綺麗にしてから焼かなくてはいけません。ゴムベラを使い肉から出た油と肉の焦げなどを取り除くのです。鉄板が3つあるお店であれば、一つの鉄板で焼いているうちに、空いている鉄板を掃除しお肉を並べてあげたりします。

アルバイト全員が一丸となって働いているため、どんなに忙しくても頑張れるのです。

マクドナルドのアルバイトで得られる3つのこととは?

これまでの記事を振り返ると、マクドナルドのアルバイト=大変!というイメージだと思いますが、それでも5年間働けたのには大きく3つ得られたものがあったからなのです。

1つ目

マクドナルドのアルバイトで得られるものの一つは仲間です。

マクドナルドは他の業界と比べると段違いに多く人店舗当たりのアルバイトの数は立地によっても異なりますが、80~100人ほどです。土日のお昼の一番忙しい時間帯では20名程が働いています。また学生の他、主婦、高齢の方など幅広い世代が働いております。一緒に働いていると声を掛けあうことで仲間意識が働き、どの年代の人とも仲良くなれます。

仲良くなれることのメリットは、働きやすくなるというのは勿論ですが、いろいろな年代の人の話が聞けるということです。例えば、同じ学校の子には相談できないことや、母親には相談できないけどバイトのおばちゃんには相談できたりなどです。私も仲の良い主婦の方には親には言いたくなかった大学の進路のことなど相談し、すっきりしたことがありました。

働いているだけではなかなか仲良くなれないですよね?しかしマクドナルドにはパムと呼ばれる行事があります。パムはマクドナルドで働いてくれるアルバイトへの労いとアルバイト同士の関係をより良いものにするため年2回あり、自由参加でBBQやボーリングなどを行い交流を深めるのです。この行事には学生だけでなく、意外にも主婦さんも多く参加されるので仲良くなれるのです。

2つ目

マクドナルドのアルバイトで得られる2つ目のものは、接客業に対して寛容な心を持てるということです。
たまに大声で叫んでいるクレーマーを見たことがありませんか?

例えば、誰がみても忙しい状況で、
「商品が出てくるのが遅かったから返金しろ」や「商品の形が悪いから返品したい」などど理不尽な要求をする人たちが世の中にはいると思います。おそらくそのような人たちは接客業の経験がないのでしょう。

このようなクレーマーは常態化すると困るので、警察に頼るしかありません。しかし、このようなクレーマーを間近で見ていた分、絶対にあのようにはなりたくないと思えるのです。

マクドナルドで働いていた時の仲間とたまにご飯など行きますが、その時忙しいお店やクレーマーがいると、手伝ってあげたい助けてあげたいという気持ちが湧いてきます。
繰り返しになりますが、言われる側を体験していたからこそ、あんな風にはなりたくないと思えるのです。

3つ目

マクドナルドのアルバイトで得られた3つ目のものは、社会的信頼です。

これは普段の生活で役に立つものではないですが、マクドナルドで働くメイン層である学生の人にお伝えしたいことです。
学生の方が最終的に行うメインイベントは就職活動です。

面接の時に必ずと言っていいほど聞かれるのは、
学生の頃なにかアルバイトはしていましたか?」という質問です。
その時、マクドナルドというと評価が高くなると聞いたことはありませんか
それにはしっかりとした理由があるのです。

それは、教育システムです。
世界トップクラスの飲食店であるマクドナルドでは、マクドナルドのことについての教育はもちろんですが、社会人としての教育もしています。(教育内容を具体的に公表はできません)

特にマクドナルドが一番力を入れていることは「ホスピタリティ」です。ホスピタリティとは簡単に言うと気遣いができるということです。例えば

  • 子連れのお客様の商品を席まで運んであげる
  • 来店退店時に扉を開ける

などですね。接客業なら当たり前と思うかもしれませんが、意識して他の飲食店と比べてみてください。そしてこのホスピタリティという点が会社から評価されるのです。少なからずどんな会社でも働くうえで人との関わりがありますよね。

例えば、能力など全く同じAさんとBさんがいたとします。この2人は同じ商品をCさんに営業するため、3人でレストランに行きました。レストランに入るときAさんがさっと扉を開きCさんを案内しました。営業の結果CさんはAさんから商品の購入を決断。決め手はAさんの扉を開けるという気遣いだったなんてこともあるのです。

そんな小さなことでと思うかもしれませんが、どんな些細なことでも人は見ています。そんな些細なことを当たり前にできるようになっているマクドナルドの出身者は評価が高いのです。

話は戻りますが、なぜマクドナルドは教育に力を入れているのかと言うと、有名な企業ほど悪評を恐れるのです。最近では、アルバイトが不祥事を起こしたと言うニュースが多いですよね。有名な企業ほど、そのニュースはあっという間に流れ結果客離れに繋がれば大きな損失となります。

マクドナルドで働くものとしての自覚、食を通じて社会に貢献しているという自覚をしっかりと学べるのです。

まとめ

マクドナルドのアルバイトは大変です。
しかし、今回記事にしたこと3つのこと

  • 仲間ができる
  • 接客業に対して寛容な心を持てる
  • 社会的信頼を得られる

以外にもまだまだ多くのことが得られました。
和気あいあいと働きたい、トップクラスの教育ってどんなことなんだろうと気になった方はぜひ一度経験としてでもいいのでマクドナルドで働いてみてはいかがでしょうか?